古川 「では続きましては、チームKを代表して、秋元才加ちゃんお願いします」
才加 「はい。秋元康様、こうしてお手紙を書かせていただくのは、初めてではないかと思います。私がオーディションを受けて、チームKとして4月1日に劇場デビューさせていただいた日からもう1年半が経ちます。ダンスも歌もトークもすべて初めてのことばかりで本当にゼロからのスタートでした。毎日が目まぐるしい速度で過ぎていき、あれから1年半経っているのも気付かないくらい充実していて内容の濃い日々を過ごすことができたのも、AKB48の存在のおかげです。
秋元さんと初めてお話をしたのは、青春ガールズ公演のレッスンをしていたときだったと思います。『Blue Rose』という曲で、スタンドマイクでのケーブルの扱い方にてこずっていたときに、それまで劇場の椅子に座って見ていた秋元さんが、おもむろに近づいてきて、『違うんだよ、こうやるんだよ』
康 「ふふふ(笑)」
才加 「と話しかけてくださってアドバイスしてくれたのをいまだに鮮明に覚えています。その頃の私は、秋元さんは無口で堅い方なんだなろうなと勝手に思いこんでいたので、スタンドマイクの扱い方について熱く語る秋元さんを見て、もの凄いカルチャーショックを受けました。今の私は、秋元さんは面白くてお父さんみたいな人だと思っています。
AKB48は本当に、たくさんの可能性を秘めていて、自分自身をより知ることができました。それぞれの夢に向かって今は何でも挑戦させていただける、可能性の道をたくさん開くことができることを本当に感謝しています。私は今楽しくてしょうがないです。一生このお仕事をしていたいです。
秋元さんは、AKB48以外のお仕事もたくさんしていらっしゃいます。秋元さんの多方面から発信し続ける感性、そしてそれらの挑戦が、すべて新しい時代を越えていろいろなことを伝えていくエンターテイナーとして走り続ける秋元さんを凄く尊敬しています。
私たちはまだまだこれからで未熟者ですが、失敗を繰り返しさらなる成長を目指して頑張ります。そして常に頂点を目指す姿勢、またそれに結果実力が伴うようにみんなで支え合って切磋琢磨していきますので、これからもよろしくお願いします。お忙しいとは思いますが、お体にはお気をつけください。秋元才加」
康 「素晴らしいですね」
小嶋 「あぁ、ビックリした」
峯岸 「ビックリした?」
古川 「陽菜ちゃんが泣きそうになっておりますけれども」
小嶋 「卒業かと思った」
康 「んふふふふ(笑)」
才加 「しませんよ!」
峯岸 「ははは(笑)」 高橋 「ハハハハ、ハハハハ(笑)」
古川 「なんで?なんでよ!」 才加 「なんで!」
康 「でもな、卒業のときのコメントみたいだよな」
小嶋 「はい」
才加 「本当ですか?(笑)」
康 「うん」